藍染めで染められた色は「ジャパン・ブルー」と呼ばれています。これは明治時代に、あるイギリス人が来日した際に、藍染めを見てつけたのが由来です。藍染めには天然染料による染色から合成化学染料によるものまで様々な方法があります。
日本で栽培されている天然藍染めの原料である蓼藍はタデ科の植物です。「蓼食う虫も好き好き」という言葉があるように、蓼は古くから虫よけ効果があり、体にやさしい健康グッズとしての側面も持ち合わせています。また、天然染料で染め上げたものは、いつまでも色鮮やかにご使用いただけます。ここでは「ジャパン・ブルー」を求めて、天然の染料だけを使用した本物の藍染めを紹介します。